2019/02/16

LUDWIG CAMERATA


LUDWIG CAMERATA第2回演奏会
プログラムはモーツァルトの39番とベートーヴェンの英雄。どちらも変ホ長調。
モーツァルトはやや緊張気味だったのか、1楽章からちょっと危うい場面も。しだいにまとまってきたが、ここで聴かせるアインザッツの素晴らしさはなかなか見事。指揮者はいないものの、第1バイオリン~8名+第2、8+ビオラ8+チェロ5+コントラバス3名 (第2バイオリンとビオラは遠目でしっかりわかりませんでした、違っていたらごめんなさい)という大き目の編成ながらよくまとまっていた。クラリネットの自由さ、最後リテヌートで終わったりとても面白かった。
英雄は速めのテンポ。まぁ想像していたし、今では至極普通のテンポかもしれない。ただどこまでも、どこまでもAllegro con brioで突き進む。(楽譜にテンポ変化の指示はなかったように思うが) 普通なら息苦しくなるのだか、オーケストラが前へ、前へ感がすごい。ついてこれなきゃ置いてく!!である。約45分間全速力の英雄でした。

指揮者はいないとなっているが、指揮台は置いてあった。ただ中央よりやや右目で第2バイオリンのトップが乗ってキューを出していた。(並びは左より1バイオリン、チェロ、ビオラ、2バイオリン後ろにコントラバス) コンサート・ミストレスも肩幅ぐらいの台に乗っていたが、小さくて危ないよ。
注*実際は第1バイオリンと第2バイオリンの位置を逆にして、向かって左に第2バイオリン、右に第1バイオリンで演奏したそうです。

全席自由で2000円取る。←これは良い。なぜなら私の地元名古屋ではもっと下手なオーケストラ、しかもプロがもっと高い料金を取ってがっかりの演奏を聴かせるのがままあるからである。指揮者/オーケストラだけの責任にしてはいけないのだが、やはり音(を)楽(しむ)会がいいのである。下手だろうとひっくり返ろうと私はあまり気にしない。オーケストラがどうや!聴け聴けが好きである。帰り、夫婦連れのお客さんが「やはりベートーヴェンはいいなぁ」と言っていたが、違う!!LUDWIG CAMERATAがいいのである。

今回は「運命」と関係なしです。